いつもありがとうございます。鹿児島市内でこども食堂や無料塾などをされている「せぐち和浩」さん主宰の会にて保育士配置基準についてお話しさせていただきました↓
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保育士の加藤です。春山町お茶の里近くで個人事業の認可外保育施設を経営しながら、企業主導型保育園で非常勤保育士をしつつ「子ども達にもう1人保育士を」という活動をしています。
せぐちさんにはこの活動を応援して頂いております。
これは保育士配置基準を改善するための活動です。愛知県の保育士と保護者の団体が始め、全国に活動の輪が広がっています。
保育園での不適切保育が問題になっています。現在の保育士配置基準では、いつか自分も不適切保育をしてしまうのではないかと不安を抱えている保育士は多いです。私もそうです。
保育士配置基準の改善は、不適切保育を減らすことにもつながると、メディアでも報道されています。
現在の保育士配置基準は、0歳児は3人につき保育士1人、1歳児と2歳児は6人、3歳児は20人、4歳児と5歳児は30人につき保育士1人です。
この数字では、子供1人1人の心に丁寧に寄り添うことは大変難しいです。ちょっと待っててね。後でね。と言わなければならない事が多いです。
また、地震などの災害時に子供たちを守りきれないかもしれません。
保育士の仕事は保育だけではありません。 保育室の清掃やおもちゃの消毒はもちろんのこと、計画書や報告書などの書類も大量にあります。
子供たちがお昼寝をしている間に、呼吸チェックをしながら急いで書類を書いたり、サービス残業もします。
保育士はとてもやりがいのある仕事です。私たちは子どもたちの笑顔を心の支えに、日々頑張っています。ですが、いつ限界を迎えてもおかしくありません。
ストレスで心や体を壊して辞めていく保育士も多いです。私自身も何度か体調を崩し、現在勤務している保育園は3月末で退職予定です。
保育士配置基準の改善は、保育士不足の解消にもつながります。
私たちは、日本全国の保育士や保護者の声を集め、昨年末に子ども家庭庁に提出し、加藤大臣に面会しました。
政府はやっと、保育士配置基準を段階的に改善していくことを発表し、NHKや朝日新聞など大手メディアで報道されました。
しかし、今すぐ全ての年齢の配置基準が改善されるわけではなく、これから何年かかるか、まだまだ先は長いです。
地方議会から国会に対し、保育士配置基準の改善を求める意見書が提出されています。2019年には3件だったものが、2023年には70件を越え、自治体の関心も高まっています。
独自に予算を組み、国の基準より多く保育士を配置する自治体も増えてきています。
残念ながら鹿児島市議会から意見書の提出はありません。保育士を手厚く配置する予算も計上されてはいません。
鹿児島市は待機児童が全国ワーストワンです。だから鹿児島市は新しい保育園をどんどん増やしています。
しかし、保育園という箱だけが増えても、今の保育士配置基準のままでは、保育士不足は解消されません。やりがいを搾取され続けて辞めていった保育士は、戻っては来ないのです。
私は今、保育士がやりがい搾取されていると申し上げましたが、それは保育士だけではありません。看護師、介護士、学校の先生もそうです。
私たちは過酷な現場で疲弊しています。時間に追われ、トイレに行く暇もありません。昼食も急いで5分で食べているような状況です。
私たちが力尽きて倒れてしまう前に「やりがい搾取されずに職務を全うできる未来」を強く望みます。ご清聴ありがとうございました。
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ーーーせぐち和浩さんは私たちの活動を応援して下さっています↓
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